2020-06-16 第201回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第4号
しかも、退職したエグゼクティブフェローに、金沢国税局に支払うべき追徴課税、本人が森山さんから袖の下をやっていた分、追徴課税を受けたお金、そして、東電の事故を受けて、福島原発の事故を受けて減額されていた役員報酬まで裏でこっそりと渡していた。百万から二百万のお金を上乗せされて、年収七千万の好待遇の退職役員をやっていた。これはとんでもない。総理大臣より高い報酬ですから。
しかも、退職したエグゼクティブフェローに、金沢国税局に支払うべき追徴課税、本人が森山さんから袖の下をやっていた分、追徴課税を受けたお金、そして、東電の事故を受けて、福島原発の事故を受けて減額されていた役員報酬まで裏でこっそりと渡していた。百万から二百万のお金を上乗せされて、年収七千万の好待遇の退職役員をやっていた。これはとんでもない。総理大臣より高い報酬ですから。
また、豊松元副社長に対して、金沢国税局に支払う自分の追徴課税分まで会社に出させたり、また、減額されているはずの役員報酬を、エグゼクティブフェローに退任した後も受け取って、月給四百九十万、年収六千万超、すごい退職者ですよね。こういうことをわからないようにやっていた体質、こういうことは多く国民のひんしゅくを買って、但木さんを中心に報告書が出てきました。
さらに、八木さんと岩根さんと森さんが退任役員の報酬を水増しすることを三人で決めたり、豊松氏の報酬を四百九十万としてエグゼクティブフェローとして支払い続けますよということを八木さんと岩根さんが二人で決めたりとか、これは背任ですよね、背任の疑い。そして収賄の疑い。だから、やはり森本社長としては、いや、法的評価はなかなか言えないんだというふうにおっしゃるわけですよね。
○川内委員 大臣、この調査報告書には、かつて、関電のエグゼクティブフェローという名前で就任をされた方はもう一人いる、ただしその方の月額報酬は二百万円だった、こう書かれているんです。豊松さんだけ、今回、四百九十万という破格の報酬をその時点においては約束されていたということなんですよ。
その一つの証左として、社内調査報告書で、一億円を超える森山さんからの金品を受け取っていたという豊松副社長さん、この豊松副社長さんは、昨年の株主総会後、退任をされてエグゼクティブフェローという役職につくわけですけれども、この豊松さんのエグゼクティブフェローとしての月額報酬が四百九十万だと。年間約六千万、報酬を受け取るわけです。関電さん、その時点においては受け取る予定だったわけです。
ところが、処分どころか、翌、昨年の二〇一九年六月二十一日の取締役退任後に、その直後にエグゼクティブフェローに就任をさせて、月額四百九十万円も報酬を支払っていた。その中には、役員報酬分カット分の月額九十万円、それから金品の受領の追加納税分の月額三十万円の補填まで含まれていて、昨年九月に還流疑惑が報道で世間に明るみになるまで続けられていたわけであります。
豊松元副社長の件なんですけれども、豊松元副社長は、昨年の六月二十一日に開催された株主総会で取締役を退任して、エグゼクティブフェローに就任しました。報酬額は月額四百九十万円。かなり高額ですけれども、その内訳なんですが、副社長時代の報酬月額三百七十万円をベースとして、今回の森山栄治さんをめぐる問題で税務調査を受けて支払った追徴課税、これを関電がなぜか補填をする、月額三十万円上乗せしました。
本日は、作家・元経済企画庁長官堺屋太一さん、株式会社博報堂生活総合研究所エグゼクティブフェロー・東京経済大学コミュニケーション学部教授関沢英彦さん及び株式会社大和総研資本市場調査部主任研究員鈴木準さんに参考人として御出席をいただいております。 この際、参考人の皆様方に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、大変御多忙なところ本調査会に御出席いただきまして誠にありがとうございます。